talulah gosh's blog

リハビリがてらの備忘録(昔のブログは http://d.hatena.ne.jp/theklf/ )

2021/8/5(木)コロナワクチンの2回目を打った

長いこと日記の類は書いてこなかったが、その時の出来事や思いを見れば思い出せるよさを再確認したのと他の人の日々の記録を読んでいるとやっぱり面白いのでひさしぶりに再開しようと思う。若い頃に較べてテキストを書きたいという思いが明らかに弱まっているので、あんまり気にせず続けることを優先にする。

というか、2020年はすべてが最悪でテキスト書いてる余裕はほとんどなかった。誕生日に激痛で目を覚ましたり昼間座れないのでずっと散歩してたり疲れているのに後頭部が痛くて寝られずかなりいろんな病院をまわった。しんどすぎてどうしようかと思っていたから、この科が最後だと思っていった心療内科でもらって呑んだ薬が効いた瞬間は忘れられない(でもここも時間通りに行ったのに3時間ほど待たされて死ぬかと思った。と言いつつ死にはしない問題なのが厄介)。その後は引っ越ししたり近くの評判がいい心療内科に変わったり、回復しかけたと思って以前と同じペースでやったらぶり返したりを繰り返すうちに冬が来て春が来て夏が来た。実際、結構な期間モニタ自体を見られなかったので、日記でも書こうかと思えるようになっただけでもよし。

今日は2回目のワクチン接種をした。かかりつけの病院がファイザーを確保したとのことで7、8月と接種。友人が結構な率で2回目接種後に発熱しているので(職域接種のモデルナの人が多いとはいえ)これからと明日が心配。

5月31日にやってきた黒猫もすくすく育って生後2カ月と3カ月で打つ3種ワクチンを終わらせたので少し安心。5人兄弟も最後に生まれたらしく小さくておぼつかなかった足腰も、今やしっかりしてつやつやになった。たいへんやんちゃに育ってうれしい反面その辺をがぶがぶ噛むので困っている。

なんとなく軽い小説が読みたくなって、40代女性が父から相続したアパートを引き継ぐ中で起こる悲喜こもごも、みたいな作品を読んだ。そもそも金井美恵子の目白四部作が最初だったと思うけど、妙齢の女性が遺産として大家を引き継いだアパートでのあれこれ、みたいな話が好きだったので期待したけど、主人公含めて登場人物全体的にあんまりすきな感じじゃなくてちょっと拍子抜けした。あとからよく見たら帯に「○万部売上!」とか書いてあったけど、これがそんなたくさん売れる理由があんまりよくわからなかった。

そういえば、大家をやっているもしくは家を守っている妙齢で独身のカッコいい叔母さん(母親の妹が多い)に影響を受ける主人公の私、みたいな話も好きなんだった。これも金井美恵子の作品の影響だと思うけど、立場的にはもう「私」よりも「叔母さん」のほうなんだなあとしみじみした。