2021/8/6（金）腰が痛い

広島の平和記念式典をネット中継で見た。NHKが五輪に倣ってか今年は原爆関連の特別番組をしないそうで、広島や長崎の人たちはどんな気持ちだろうかと思った。コロナ禍での開催も含めて、人の命より大事なものなんてないのにな、とか。

図書館で読んだ「はだしのゲン」は確かにすごく強烈だったけど、今もちゃんと怖くて辛くて悲しいことで平和は大事なことだという思いがあるから、中沢先生が漫画に込めた想いは一人の子どもだった私にきちんと届いている。10代で聞いたThis HeatのSuffer Bomb Diseaseは初めて聞いた時になんて怖い曲とMVだろうと思ったけど、こんなことがまた世界であってはいけないと改めて思うようになったので、彼らが音楽と映像に込めた思いは10代の私にきちんと届いていた。だから若い時から正しいことやよいことと同じくらい、辛いことや悲しいことにもきちんと触れることは必要だと改めて思う。

This Heat: Suffer Bomb Disease - YouTube

昨今は式典や何かのできごとについてネットで中継してくれるようになったのでうれしい。余計な言葉や編集を加えずに淡々と状況を届けてくれる場や、そういう一次情報に当たれる術が増えてきているのはとてもいいこと。なるべく他人のフィルターを通さない情報で判断していきたいけど、現状ではまだもう少し難しいのでそういう意識と探す努力はしていきたい。今年は本当に毎日モヤモヤしっぱなしなのでこういうことも書いてみる。

寝ているうちに熱が出ていたようで、起きたら風邪をひいて腰に熱が溜まった時のような腰痛が出ていた。作業も午前中で切り上げ、昼食後にカロナールを飲んでねこと寝る。結局副反応は腰痛がメインだったようで、起きた後もマシになったり痛くなったりと続いてつらかった。36時間後を過ぎたくらいからグッと楽になってきたのでよかった。

治すために痛みや辛さを我慢することは治療だとあるけど、というか治療ですら少なくなっている気がするので、こういう感覚はみんなひさしぶりなのではないだろうか。なんとなく、小さい時の中耳炎の鼓膜切開を思い出した（やる前は症状のせいで痛くて切開も痛いけど、終わると楽になってよくなる）。