talulah gosh's blog

リハビリがてらの備忘録(昔のブログは http://d.hatena.ne.jp/theklf/ )

2022/01/18(火)ねこはかわいい

去勢手術の事前検診にねこを連れて行った。動物病院では看護師さんも先生も皆かわいいね〜かしこいね〜とほめてくれるのでうれしい。まだ2回目だけど先生は毎回何かしらねことの付き合い方を教えてくれるのでとても勉強になる(半ノラと完全室内飼いでは接し方が全然違うと思った)。
そういえば、Webで「黒猫や柄がきれいではない猫はインスタ映えしないから敬遠される」という話を見てびっくりした。待合室にいるといぬもねこもみんなかわいいから、生きている動物を映えで考えることがどうかしているよな、と思いながら待っていた。いぬを見ていると飼い主さんと本当によく似ている。ねこはどうなんだろうか。他人から見たらそれなりに似ていると感じるんだろうか。

Netflix版「新聞記者」を見終わった。ものすごく濃かったので毎日1〜2話ずつ見ていたけど、これを見るためだけにNetflixに入ってもいいというくらいよかった。うまい俳優さんばかりのせいか、脚色があるとはいえ実際にあった事件を否応なく思い出させられた。特に第2話の吉岡秀隆寺島しのぶが扮する夫婦のやり取り。言葉もないくらい悲しいやら悔しいやら。後半は総理大臣夫人付秘書だった綾野剛に焦点が当たっていくけど、回を追うごとに苦しさに背中を丸めていく姿が心情をよく伝えていた。辞めようと決める直前、奥さんと話をしながら隈のできた疲れた表情で泣くとことか、あんないい演技する役者さんだったんだなあとしみじみ思わされた。出てくる人すべてが何かに苦しんでいるような話だったので、大倉孝二扮する検察官のような人が出てきたのがよかった。
「そうまでして守らないといけない存在」がなんだったのかと考えると、本当にそうまでして守るべき人なんだろうかと不思議な気分になる。そしてこれが実際の事件をベースにしていて元凶になった人が今も何事もなく暮らしていること、そして裁判に対して国が認諾で強制的な幕引きを図ったということにゾッとしてしまう。