2021/9/26（日）秋ならではの味

秋バラが咲き始めた。花のつき方が大きくなってきてうれしい。小さく出てきたつぼみは取るようにしているけど、どれくらいの花が咲くか楽しみ。

次のステップにあたる教材をやり始めたがまだその段階ではなかったのではないか、という乗り切れなさ。でもこれはこれで「のびしろしかないわ」ってことで……。

秋なので母がひさしぶりにいものこ汁をつくってくれた。いものこ汁は今は山形や仙台がよく言われているけど、実は秋田も盛んでよく食べられている。小さい頃に住んでいた秋田県南の小学校でも、材料（と大鍋と一斗缶）を持ち寄っていものこ汁をつくる秋の行事が毎年あったくらい。うちの地域は味噌に鶏肉に糸こんにゃくとなめことせりで、検索でヒットするものだと秋田県横手市のスタイルが近い。小いもやせりはやっぱり地元のがおいしいけど、今日つくってもらったものもおいしかった。やっぱりせりが入っているのと入っていないのとでは風味が全然違う。
味覚が完成される時期に住んでいたもので、昔よく食べていたけど最近食べてないなーまた食べたいなーと思っていた料理が実は東北地域の素材に依るものだったということがわりとある。手に入りづらいので、今では細竹の肉巻きは細竹の代わりにインゲンと人参だし、じゅんさいはたぶんめかぶやもずくになった。じゅんさいは手に入らないこともないんだけど。

そういえば、一斗缶の下を切って薪をくべてつくると鍋に煤が付くので水に溶かしたクレンザーを鍋に塗ってていくのが定番だったけど、今でもキャンプとかではやってるんだろうか。