6月4日（日）ハッとして！ TALK＠COMEDYS PLACE

ヤーレンズの定期トークライブ。4月以降はフリートーク以外のコーナーや継続して楽しめるコンテンツが増えたので聞きやすくなった気がする。

OPトークからの流れで前半が宿題報告。楢原さんは「美魔女系イベントに参加する」、出井さんは「キングサイズのパフェを食べに行く」。休憩後にプレゼン対決「夜のドライブで聴きたい3曲」、次回の宿題と21日にあるライブの長尺漫才用お題のアンケート、フリートーク、終了後にネタづくりという流れだった。

「『marisol』とかに出るような美魔女は頻繁にトークライブをやっていると思ったらやっていなかった」と困った楢原さんが結果的に落ち着いたのは、メンズエステ体験。ダンディハウスのフェイシャルエステコースで電流を流されたり、ゴリゴリとマッサージを受けながら寝たり、担当したエステティシャンがお笑い好きだというので適当に好きな芸人さんを聞いたら「フースーヤが…」と予想外の返事に驚いたり、といろいろエピソードがあって面白かった。でも終わってみたらほぼ効果が見えなかった（むしろふっくら見える）という結果が一番面白かった。

出井さん曰く「まわりが男子高生や女子高生ばかりで、おじさん6人はあきらかに浮いてて肩身が狭かった」武蔵小山のキングサイズパフェチャレンジ。ロビンソンズ北澤さん率いるTBCメンバー一部（ラブレターズ塚本さん、わらふぢなるお・なるおさん）、ねじ・せじもさん、クリーニングマン坂本さんの混合メンバーで完食し、さらに帰宅途中に見つけたケンタッキーのチキンを公園で食し（その様子をまた学生に見られながら）、甘辛の味覚をプラマイゼロに戻して解散という物理的にハイカロリーな報告だった。

休憩後は「夜ドライブに聞きたい3曲」プレゼン対決。車持ちかと思いきや楢原さんはペーパーで出井さんは免許ナシ、なぜそれに決めたのかわからないテーマながら歌謡曲vsヒップホップ+渋谷系という個々のカラーが出た選曲で楽しい。楢原さんは、首都高〜レインボーブリッジ〜湾岸ルートをイメージしたお客さんにアピール度が高そうな3曲。80年代ホイチョイ映画風の展開なのに「すべてのセリフが助手席から」という、Suchmosを使わずとも今の30代（車にステータスを見出さない）を実感させる感じだった。一方の出井さんは、フラれたり毎日が大変だったりした頃の思い出と夜と街並みのイメージに音を繋げた3曲。みんなよりも誰かに、というある層に響くセンスがあると思った。対決はお客さんの拍手で楢原さんの勝利。まったく知らなかった曲から、声がまだ若くて細い時代の田島貴男の歌やオールドスクールものまで幅広くてよかった。ちなみに各選曲は以下。
楢原さん：スキマスイッチ／View、RIP SLYME／BLUE BE-BOP、山下達郎／Forever Mine
出井さん：オリジナル・ラブ／SUNSHINE ROMANCE、L.L. COOL J／Around the Way Girl、COMMON／Go!
フリートークは、K-PROネタカーニバルのカバーネタとヤーレンズ×コマンダンテ×井下好井ユニットライブについて。カバーネタの裏話らしい裏話、ここでもやっぱり話題になる井下さんの読めなさと安田さんの面白さ、なぜあのタイトルになったのか、など。その他、鬼怒川温泉旅行話での「楽しみすぎて酒呑んじゃったよ〜」とビール500ml缶片手に集合場所に現れ、旅行中も飲み続け誰よりも元気だったらしいパンクな虹の黄昏野沢さんの話、楢原さんが最近買ったというmemobottle（本型水筒）を全会場でいじられオジンオズボーン篠宮さんに至っては「もういじり終わってる？」と気を使われた話も面白かった。ずいぶん前にkickstarterで見たけどそれ以降で本当に買っている人は初めて見た。

次回の宿題は「都電荒川線途中下車の旅」（楢原さん）、「シャイニングスターズ廣田さん（同居人）と登山」（出井さん）、共通は今回の派生で「ドライブで聞きたいサザン3曲」に決まっていた。長尺漫才のお題は「神保町+歯医者+山梨に乾杯」。最後の最後にトリッキーなテーマをあててしまいお2人とも頭を抱えていたけどどうなるかわからないところが面白そう。「カメラマン」と「やまびこ」に決まった6月のネタも、実際のライブではどう調整されているかが楽しみになる感じだった。

#ライブメモ #ヤーレンズ