talulah gosh's blog

リハビリがてらの備忘録(昔のブログは http://d.hatena.ne.jp/theklf/ )

6月21日(水)ヤーレンズやり納めネタライブ2〜長尺お題おしゃべりを添えれば〜@COMEDYS PLACE

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昨年3月に行われたやり納めネタライブの2回目。時流や環境の変化で披露しづらくなったネタを最後に披露(供養)して納める企画で、今年は漫才3本とコント1本が納められた。

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写真:懐かしい1着目の衣装(左)と、衣装とあまり変わらないウェイター(出井さんのベストは3着目の衣装っぽい)と客。
結婚式のスピーチ用台本の変な部分を指摘する「結婚式のスピーチ」は、前事務所時代、営業向けに年代問わず受けそうなネタとしてつくったが、現在は営業の機会が少なく披露する場がないため。人気が落ちて悲しいという相撲好きの出井さんに楢原さんは自分も好きだと言うが言葉の端々に疑いがかかる漫才「相撲が好き」は、(人気がなかった時代での導入だけに)単純に今は相撲の人気が出たため。シャンプーの話と相方が好きだという展開の漫才「BLネタ」は、K-PROのお祭り用に書くも出井さんの出演キャンセルで中途半端に終わったので一応やりきって納めるため。喫茶店に来た変な客とウェイターの会話コント「喫茶店」は、事務所ライブ用につくった比較的新しいネタだが慣れない上に順位も震わなかったため、らしい。
納める理由が時流の変化にあるネタは、面白さは基本変わらないのでもったいない。何度も「相撲、ホントに好き?」という件が繰り返される「相撲」やヤーレンズには珍しいスタイルの「結婚式のスピーチ」では思わず笑ってしまった。
30分の長尺お題おしゃべりは、トークライブで決まった「神保町」、「歯医者」、「山梨に乾杯」のキーワードを入れ込んでの展開。普段のトークを聞いているような感じで正直内容もあんまり覚えていないので、他の芸人さんがやる時の「●●分漫才」などとはかなり印象が違っていた。「長尺お題おしゃべり」だからそれでいいんだろうと思う。

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写真:「歌詞知らない!」とiPhoneで探す楢原さん。

この時点ですでに90分過ぎていたので、予定されていたトークは割愛。後半は会場から集めた名詞カードをお題に、相手が出すヒント10個中に答えを当てれば勝ちという連想ゲーム。「汗」と「5」で「バスケットボール」を当てる出井さんに「流行ってる」と「タイ」で「パクチー」を当てる楢原さん、お題に対するヒントの出しやすさは違えど甲乙つけがたい5問だった。結局勝敗がつかず、最終的にジャンケンで負けた楢原さんが星野源「恋」を真剣に歌う罰ゲームを受けていた。
ネタをひさしぶりに見たからなのかわからないけど、最初から最後まで面白くてずっと笑っていた。7月のトークライブは元々日程的に行けないので、ひとまずこちらを見られてよかった。いいライブだった。

#ライブメモ #ヤーレンズ

K-PRO新ユニットライブ始動〜ヤーレンズ×コマンダンテ×井下好井@新宿バティオス

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ヤーレンズコマンダンテ、井下好井の3組が新しくライブをやると聞いて行った。去年の同じ時期に見た「ヤーレンズ×コマンダンテ ツーマンライブ」の感想に「コマンダンテが大阪なので難しいけど、ユニットライブをやるならこの2組が一番しっくりくるだろうと思った」と書いていたけど、コマンダンテが上京して本当になるとは。1年で状況なんて簡単に変わるものだなとしみじみ思う。

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5月28日(日)K-PROネタカーニバル2017@新宿バティオス

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ネタカーニバルを突発で見に行く。カバーネタを見るのは3年目で、過去2年とも期待値を超えてくるライブだったけど今回もやっぱりすごかった。カバー先やネタのセレクトなど見どころが多かったし、美しい完コピ組から原型を留めないオリジナリティ炸裂組まで幅広い解釈が見られたのもよかった。

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5月21日(日)POISON吉田が5人と漫才@座・高円寺2

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「POISON吉田が5人と漫才」に行った。他事務所ゲスト枠は12回目にして初の試みらしく、私のように初めて来たというお客さんも多かったらしい。OPで吉田さんが「よかった〜今回はそれを狙っていたんです。(目標は達成したから)もう帰っていいかな」と言って皆を笑わせていた。

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5月11日(木)ジンカーズトークライブ-bitter fifteen diamond@風知空知

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ジンカーズトークライブに行く。2人だけのトークライブは、樋口さんが結婚した時の「SWEET 10 ROLLING STONE」以来5年ぶりのような気がする。

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4月26日(水)ヤーレンズからの手紙@阿佐ヶ谷ロフトA

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ヤーレンズの新しいトークライブの第一回目に行った。

普段のトークライブとは異なり、お笑い以外で気になる人を呼んでトークをし友達になってもらおうというコンセプト。ちなみにタイトルは「気になるクリエイターに手紙を出して反応してくれた人をゲストにする」ということからついたらしい。

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写真:メガネ×4人。

初回ゲストはJ-POPユニットのONIGAWARA。同年代らしく、さっそく距離を縮めようと趣味や休日の過ごし方、ドラマ、アイドル(SMAPとか)の話などで共通項探しに挑むも、サティフォさんに「ウチらと友達になるのハードル高いですよ」と笑顔で高嶺の花スタンスを決め込まれる。さらにオープニングからかなりの時間をキメ顔キャラ重視で話に入ってこない斎藤さん、見た目よりマイペースな2人にヤーレンズもそこそこ手こずる。バンドを組んだ理由や好きだった音楽などの話をするが、前半は「ファミレスで初対面の2組が雑談する光景を遠巻きに眺める」感が強めで一般的なトークライブではあまり見られない妙なグルーヴが出ていた。

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写真:漫才中のヤーレンズ(ひさしぶりの目にまぶしい衣装)。

中盤は2組の本職披露。ヤーレンズの漫才は普段通りの安定感あるお喋りとドラえもんのネタ、ONIGAWARAは「タンクトップは似合わない」、「ヒットチャートをねらえ」2曲のミニライブ。どちらもとても楽しかった。

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写真:ONIGAWARA決めポーズ(左)/「ヒットチャートをねらえ」のサビを踊る。

特にライブは、事前にONIGAWARAファンの方が配ってくださっていたルミカを皆で振り、サティフォさんのギターソロに歓声をあげ、斎藤さんの煽りやレクチャーに合わせて振りを踊りとものすごく盛り上がった。トークライブならではのゆるい空気だったのに、音楽が始まった途端に空気を変え一気にアッパーに持っていく様子に「さすがミュージシャン」と感心する(女子アイドルの中に一組だけ放り込まれたライブでも盛り上げたという現場強さがわかる)。「ヒットチャートをねらえ」のサビでは、ヤーレンズの2人もバックダンサーとして加わりダンスを披露する、というなかなかのレアぶり。本当の意味でのグルーヴも感じられてよかった。個人的には「シャッターチャンス'93」を期待していたけど、ここでは残念ながら披露なし。キラーチューンは本ライブに来て聞いてね、ってことなんだろう。
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写真:ゆるい空気になったライブ終了後。

ライブ終了後の後半トークは、ライブも終わった安心感からかステージ上含めてより寛いだ雰囲気になっていた。「休憩中ずっと喋っていたのに振り付け何も練習しなかったですね」と言いつつ、「出井さん全然踊れてなかったでしょ」と何気なくツッコミを入れるONIGAWARA。お互いの感想を話すパートなどでは、明らかに距離が縮まっている様子が見えて微笑ましかった。

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終了時間が押し迫ったエンディングで「そういえばなんでその名前なのかとか、何も聞かなかったよね」と最初にやるべきトークテーマを今さらのように蒸し返すヤーレンズ。とはいえ「手紙」の想いはどうやら通じた様子で、新しい友達として和やかに終わりを迎えていた。

ミュージシャンとのトークという意味では思うところはいくつかあったけど、一回目ということでひとまず保留。今後もどんどん変化していきそうなので、ゲスト選定も含めて次回を楽しみにしたい。

#ライブメモ #ヤーレンズ #ONIGAWARA