talulah gosh's blog

リハビリがてらの備忘録(昔のブログは http://d.hatena.ne.jp/theklf/ )

2023/04/05(水)台所の壁をイメージチェンジする

母から台所の壁面にタイルシートか何かを貼って明るくできないかと聞かれたのであれこれと方法を調査した。台所には大きなガラス窓があるものの、元々の壁がグレーだったこと、のちに縁側と屋根をつけたので光が入りにくくなったこと、なんかしら明るくしようと過去に貼ったアルミのデザインシートが薄汚れてきたことなどもあって薄暗いのがずっと気になっていたらしい。

 

壁のイメージチェンジといえば、ホームセンターでよく売っている幅の短い壁紙や3Dタイル風アルミシート、最近増えてきた漆喰系塗料などいくつか考えられるけれど、縦180ほどある壁だと幅の狭いシート類は継ぎ目が気になるし、アルミシートは3Dタイルでも安っぽく見えてしまう(&たいてい幅が狭い)ので、できればタイルで仕上げたいと考えた。壁に水平線を取って下地材を下側から少しずつ塗ってはタイルを貼り、乾いたら目地剤を入れ込んである程度乾いたら拭き取る、というタイル貼りの工程は浴室での経験があるものの、あれはモザイクタイルが元々ある所に数個はめる形だったので、広いスペースにゼロから貼った経験だとないに等しい。しかも壁のある場所がそこそこ狭くてコンロを外さずに作業しなければならず、浴室と違って夕飯前には場所を空ける必要がある、など諸々を考えると完全なるタイル貼りは難しい。

それならシールで貼る本物タイルもあったかもしれない、と記憶を頼りに検索するとやはり見つかった。一番最初に発見し、サンプル請求の金額が大変お手頃だったDIY-TILEさんで好みのデザインを探してさっそくサンプルを依頼する。母曰く水色系か薄い黄緑系で明るい色がいいとのことだったので、白目地のサブウェイタイルを2種類(ベント・モルヴィ)、モザイクタイル3種類(プリセラN・パフュームラインベーシック・ランドマーク)と白目地パーツをセレクト。元々一色ではなくミックスカラーにする予定だったので、違いが今ひとつ見えづらかったサブウェイタイルを2種類とも全色サンプルで確認できるのがありがたかった。

DIY-TILE

【公式】DIY TILE │ タイルで誰でも簡単にDIY!タイルシートの通販サイト

到着したタイルを見て色や形などの要望を母からもらい、最終的には、縁の仕上げがうっすらデコボコになっていて表情のあるモルヴィのナチュラルホワイト・グレー・ダークグレー・ライトブルー・ブルーの5色に決定。半ピースも1枚分の値段だったこともあり、貼る面積を元に枚数を算出したらかなりの金額になったのでサンプル分も含めつつ実際には貼らなくてもよさそうな部分は削りつつ調整した。

申し込んだ後はそれほど待たずに、むしろこちらの心の準備ができる前に届いたので数日置いてから取りかかった。

まずは壁に貼られたアルミシートをドライヤーで温めて粘着力をゆるめながら剥がして油汚れを拭き取り、水拭きした上でから拭きしてきれいにする。拭いていたらいつの間にか白い塗料が溶け出してびっくりした。(恐らく母から同じことを言われていたのであろう)父がどうも白い水性塗料でグレーの壁を塗っていたっぽい。

壁をきれいにしたらいよいよシール付タイルを貼っていく。いきなり貼ってもいいけど色が偏ると嫌だったので、まず机に置いて色の配置を決めてから写真を記録に取り、並べたタイルをそのまま一列ずつ台所に移動させて順番通りに貼ることにした。サブウェイタイルは元々目地がついているので、配置が決まればあとは裏の強力両面テープの剥離紙を剥がして角に合わせて貼るだけ。ものすごく簡単で早い。本当のタイル施工と違い、上から順に貼っても重みで落ちたりする危険がないので、今回のように下側(コンロの裏)を貼らない場合も下端の水平を決める必要がないのもありがたい。結局、配置が決まっていた上側は約20分、配置を決めてから貼った下側も約50分ほどで完成できた。

若干隙間が出た部分もあるけど遠目に見ればわからないし、何より本物のタイルなので質感が全然違う。手間のわりにはいい仕上がりになってよかった。今回がうまくいったので一面ずつ他の壁にもタイルを貼っていく予定。耐久性はこれからだけど、長く保ってくれますように……。

台所の壁