talulah gosh's blog

リハビリがてらの備忘録(昔のブログは http://d.hatena.ne.jp/theklf/ )

2022/12/29(木)換気扇を掃除する

換気扇の掃除を結構頑張ったので備忘録をつけておく。

母から「台所の換気扇をきれいにしたいが羽が外れない」と言われたこともあり、大掃除をした。
うちの換気扇はナショナルのFY-20。つい最近変えた印象があったが、いくら検索してもFY-20無印の情報が出てこないところを見ると、かなり昔の製品らしい(後継機種は多い)。プロペラファンなのに表にフィルターが付けられない構造からしても推して知るべし。母曰く、プロペラやカバーは定期的に掃除していたが、その奥とシャッターは本体の分解ができず手が届かないのでほとんど掃除をしていないとのこと(外壁から見てもものすごく高い位置にあるので外からもよほどでないと届かない)。埃と油霧をモロに吸い込むため、大掃除どころではなかった2年ほどのうちにプロペラやシャッターが油と埃で固まり始めているようだった。
一旦近所のホームセンターで油汚れ用洗剤をチェックし、並んだ商品の中から目星をつけて(値段が安くないけど数が減ってるヤツとか)検索する。使った人の日記やブログで見ると、ひどい油汚れにはどうやらリンレイ「ウルトラハードクリーナー 油汚れ用」の効果が高そうだったのでそれにした。
決め手かつ参考にさせてもらったのは、「タジマクリーンサービス」さんのお掃除ブログ。偶然見つけたサイトだけど、ウルトラハードクリーナーの上手な使い方や便利な掃除道具を揃えること、プロペラファンのつけ置きポイントや掃除で気をつけることなど、知りたい情報が満載でめちゃくちゃ勉強になった。

ウルトラハードクリーナーについて
https://tajima-clean.com/ultra-hard-cleaner/
換気扇、レンジフードのお掃除方法
https://tajima-clean.com/kitchin-rengehoodfilter-main/

とりあえず、
・ハンディクラウンのガーデニング用ナイロン刷毛(現在は樹脂の曲がり持ち手がガーデニング用ナイロン刷毛の後継商品として出ていた)
・カーボンスクレーパー
・サッシのみ(1cm幅くらいの)
・スポンジ
・タッパー
を準備。あとはつけ置き用の発泡スチロール箱(かにとかが入ってるヤツ)と汚れを温めるドライヤー。アクリル洗剤は手が荒れるので、ニトリル手袋とゴム手袋を2枚重ねで着用。洗剤ジミがつかないよう周囲には紙を敷き、プロペラやカバー、キャップを外した後すぐつけ置きできるように発泡スチロール箱にウルトラハードクリーナーを3倍くらいに薄めた50℃のお湯をつくっておいた。
プロペラもカバーも油でなんとなく固いので、ドライヤーで温めながら緩める。なんとか取れたので発泡スチロール箱の洗剤液に浸ける。効果的な方法だけど、長時間浸けすぎると素材を痛める恐れがあるのと、湯温が下がると汚れが再び固まってついてしまうので、こまめに洗剤液を作り直しつつ緩んだ汚れはなでてきれいにする(さすがに力を入れなくても楽に落ちる)。この作業を並行しつつ、プロペラ奥の枠内やシャッターにこびりついた油汚れを取っていく。ドライヤーで軽く温めると油が水滴のようになって溶け出すのでスクレーパーで埃などもざっと取る。その後、タッパーに入れたお湯で3倍くらいに薄めたウルトラハードクリーナーを刷毛で塗り、なじませたらスクレーパーで削る。という作業をひたすら繰り返す。素地が見えてきたらさらに直接スプレーして刷毛でなでて染みこませて削り取ったり、細部の埃くずをサッシノミを使って削り落としたり……を繰り返し、湿ったスポンジで軽く擦って洗剤分を取る。最後にウエスで水分を拭き取ったら終了。完全にピカピカとはいかなかったものの、3時間ほどかけたお陰でシャッターもファンも軽快に動くようになった。

次の掃除では細部も含めてもう少しピカピカにしたいので、それまでの油分が少しでも減るよう後付けフィルターを通販で買ってみた。うまくはまってくれるといいんだけどな。油汚れの掃除はとにかくやりきった感がすごいと思った。