2021/8/7（土）早起きは三文の得
金曜は副反応で昼間ずっと寝ていたせいか、いつもよりずっと早く目が覚めた（あといつの間にかねこが寝ていて起こされた）。お盆のお墓参りに先駆けて母とお墓掃除に行って草引きをし、ついでに家の庭の草引きも少しだけする。昨今は暑さがひどすぎて日中はほぼ何もできないのでちょうどよかった。すべてがいつもより2時間くらい前倒しになったせいか、午前中からノルマを含めてなかなかのいいペースで進む。途中で若干うつらうつらしたけど「早起きは三文の得」を実感した。
書かないと頭に入らないのでペンで紙に書く作業をよくしているが、なかなかこれというものに出会えない。メーカーやブランドではなく、ペン先のボールがきちんと出ているか、斜めに持ってもペン先が紙にひっかからずに書けるか、という個体差の部分なので必ず試し書きをしないといけない。たまに試し書き用のペンが別に置いてあり、それは大丈夫だったからと気を緩めると、買ったその一本がダメなこともある。そういうことを思っているのは自分だけだろうかと検索したけど、知恵袋的なページばかりで公式に回復方法を書いているメーカーはなさそうだった。
そんなこんなで学生時代はあまり凝らなかった文房具をたくさん買っている。マスキング風のドットシールや消せるフリクションスタンプ、細いメタリックカラーのペン、ネオンカラーやかわいい柄付箋など、凝ったものがたくさん出ているので見ているだけで楽しい。ノートは基本的に海外ブランドのほうがデザインはすてきだけど、薄くて軽いのにページ数が同じで裏抜けもしないCampusSmartはちょっとした革命だと思ったので愛用している。あとメタリックカラーのペンを使うだけで気分が上がるのは、我ながら判断基準がおかしくなっている気がする。遊びに行ってなさ過ぎる。
予約していたヒコロヒーさんの本をようやく読み始めた。
noteで読んでいたものも活字になるとまた違った趣がある。Webメディアの時代だ、個人が発信できる時代だと言われるけど、本人の個性を壊さないように丁寧に編集者が手を加えた上で活字になって表現されると、作品としてWebにはない強度と信頼が付加される。だからこそ、よりよく人に届き、より長く人の側に置かれる存在となる気もする。そんなことを思いながら、少し懐かしいテキストを再読している。書き下ろしのテキストも楽しみだな。
