talulah gosh's blog

リハビリがてらの備忘録(昔のブログは http://d.hatena.ne.jp/theklf/ )

2021/8/9(月)バラを育てる

5月の終わり頃から鉢植えのバラを育て始めた。本来バラの大苗はもっと早くに買うべきだったが、なんやかんやとあって春バラの時期が若干過ぎた頃になった。香りの強いバラがほしくて、花が咲いた状態で選べる大苗一択だったのでまあそれはそれで。地植えにしようと思ったけど、これもまたなんやかんやとあって鉢で育てることになった。

成長が見えるものに触れたいと思い始めたのはもう少し前だけど、塩田武士の『罪の声』に出てきた“登場人物の一人がある事件の証言を取りに行った年輩の母と暮らす独身女性の家”の空気感の描写がなんとなく頭に残り、やっぱり何か成長するものを絶対に買おうと思った。

近所のホームセンターで強香の四季咲きを選んで買ってから今で2カ月と少し。他の花に較べて思い切りが必要な花であることがわかってきた。了解済みで買ったものの、うどんこ病の出た葉をすべて落としてしまうのは、本に書いてある方法であるとはいえ買ってすぐの苗が枯れたらどうしようかと思って緊張した。でもそのお陰で数週間後には新しい健康な葉や茎が伸びてきてちゃんと花が咲き、2回目の初夏には5つのつぼみが付いた。1つだけ虫に喰われて成長がよくなかったので折ったら、残りの4つが大きくなってとてもきれいに咲いた。そこから数週間して折った1つがずいぶん大きく成長している。というかミニバラのように小さくたくさんのつぼみをつけている(これはこれで方向性を間違った気もする。どこかで剪定すべきだったんだろうけどとりあえずそのままにしている)。今日は台風で風が強いので飛ばされてしまわないか心配している。

その時の思い切りが後のよい結果をもたらすけれど、その時はどうなるかわからないから多少の不安がある。というのは何かを育てる人には同じ感覚なのかもしれない。

長崎の中継を見た。昨今の、自分の言葉で語るふりすらしない政治家が多い中で、長崎市長の言葉はちゃんとしていると思った。

花のあすか組!」が全話無料配信されていたので読み始めたら止まらなくなった。60話読んでふと見たらまだ200話以上あってたので一旦諦めた。ただ前に読んだあすか組はこんな話じゃなかったような気がするんだけど、いくつか○○編があって違うのを読んだのかも知れない。それはさておき、80〜90年代のマンガはなんであんなに面白いんだろうか。