4月11日（火）「ロックンロールカラオケナイト」@阿佐ヶ谷LOFT A
元は「コンパで盛り上がらないロックを歌う」を旗印にジンカーズ馬場さんが立ち上げるも、今では芸人さんが全力でカラオケを歌いお客さんはジャニーズ感覚で声援を送る“壮大な集団コント”へと成長した企画ライブ。
この日は、鬼ヶ島和田さんやダーリンハニー長嶋さん、三四郎相田さん、うしろシティ阿諏訪さん、風藤松原などレギュラーが半数ほど参加できないながらも最高に弾けた内容だった。
ナルシストライブとともに「三福エンターテイメント」を生むきっかけになったライブだけあり、エンタメ先輩は歌も煽りも完璧。瞬間メタルタケタリーノさんの語り込みの長渕（うまい）、夜ふかしの会砂川さんが「面白いし歌もうまいし盛り上げられて楽しそうだし篠宮さんみたいになりたい！」と羨んだオジンオズボーン篠宮さんの吉川晃司（うまい）など、今後も末長く出ていただきたい方ばかりだった。
そして（普段のネタの雰囲気からは登場することが想像できなさすぎて）国崎さんが登場した瞬間に会場全体が「？」と止まったのち大歓声が起こったランジャタイの2人。ジンカーズと同期の瞬間メタル タケタリーノ山口さん、「解散後初の仕事がこれ」という終始照れながらチャゲ＆飛鳥を歌う元弾丸ジャッキーテキサスさんなど、かなり珍しい参加者かつ最高な内容だった。
POISON GIRL BAND吉田さん曰く「本当にムーブメント起こしてる2人がwow war tonight歌ってるなんておれ保護者の気分で泣けてきちゃったよ」というランジャタイは今後も出演してほしい筆頭株。尖ったコントをしているのにこの場ではしっかり歌って会場を盛り上げて皆を楽しませてくれる、その順応性の高さと器の大きさがすごかった。しかもその割にレディオヘッドのクリープやオアシスなどを選ぶ伊藤さんの尖り方はものすごくRRKN的でグッときた。
