2021/8/13（金）必要なものとそうでないもの

お盆のお供えやお土産を買いに近所の百貨店に行く。それなりの格好が付くという理由で買っているお菓子屋があるのだけど、「資源を大切にするため」という名目で紙袋が有料になってしまった。その店のお菓子はお遣いものが多く（少なくとも私は自宅用にはほとんど買わない）、たまに買いに来た人がレジで当然のように確認されて初めて知り「ウッ……」となりつつ払っている。そのたびに資源の有効利用やゴミ削減は明らかに不要な部分から削るから意味があるわけで、元々必要なものを削ることじゃないんじゃなかろうか、と思ってしまう。ちなみに都会暮らしの人や意識の高い人たちはそんな過剰包装に繋がることはなくした方がいい、そんな風習は必要ないとわりと簡単に言うけど、地方ではまだまだ全然、余裕で日常なのでそう簡単に変えられることでもない。持参するにも持って帰ってもらうにもエコバッグでは成立しない。数十円の話と言ってしまえば確かにそれまでかもしれないけど、正式な形でなければならない場面は今後もなくならない。だからどうしても「その順番じゃないよね」という気持ちが抜けないし、なんとなく気持ちよく払えないのだった。

細々と、なんとなく、しっくりこない時は香水をつけて気分転換する。本来は重めの香りが好きなのだけど、別に遊びに行くこともないので気分を上げるというよりは楽になりたい。なので、ギャルソンのINSENCE KYOTOとかOSAJIのKUROMOJIなんかを昨今はつけている。いつでもどこでもつけていた一番好きなセルジュ・ルタンスのセルジュ・ノワールは廃番になってしまったので（3万円の倍量ボトルしかなくなってしまった）、使うのがどうももったいない。思い切って倍量ボトルを買うべきか否か。