1月17日(火)Twin Tower Talk vol.1@下北沢GARAGE
group_inou今井さんとお笑い芸人のグランジ五明さんがMCを務めるトークライブ「Twin Tower Talk vol.1」に行ってきた。group_inouが休止中かつ佐藤さんのバンドuri gagarnのライブを見逃している私にはひさしぶりのイノウ関連イベント。
続きを読む私を構成する9枚(2017年版)
BANANARAMA/WOW!
PRIMAL SCREAM/Scream-a-delica
THE KLF/The White Room
THE DUST(CHEMICAL) BROTHERS/Chemical Beats(12inch)
RENEGADE SOUNDWAVE/In Dub
DJ TONKA/Peaktime
THIS HEAT/Deceit
SANDALS/CRACKED ep.
SPIRITUALIZED/Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space
12月30日(金)「ならはライブ」@神保町COMEDY'S PLACE
ヤーレンズ楢原さんの個人ライブ「ならはライブ」に行ってきた。
以前「ねじ・ヤーレンズ作戦会議」中、楢原さんが「(出井さんがラジオの仕事を獲得したので)一人でのライブをやる」と公約に掲げるも、M-1予選後の目標に「365本以上のライブ出演」が追加され実現がより難しいと思われていた企画。忙しい暮れの30日昼開催かつ内容も不明で直前まで迷ったが、こんな機会は今後なさそうだと開演ギリギリに滑り込み。ネタ披露、質問コーナー、クイズ&ビンゴ&プレゼント、星野源弾き語りカバーという流れだった。
写真:「こちらがあまりよろしくないので…」と仕事に条件をつける男を演じる。
ネタ披露は、小噺三本と上方落語「動物園」。要望があった他ピン芸人のネタカバーは「人のネタですべるわけにはいかない」、新たなピンネタ制作には「時間もないし、むしろつくる時間があるなら隼之介と動物園にでも行ったほうが楽しい」など理由を述べつつ、最終的には「状況説明が多くて笑いが常になくても成立するから」と落語に決めたとのこと。また「来年の干支『酉』にちなんだ落語を探したが見つからなかったので」動物が出るこの演目に、「お手本の動画が関西弁しかなかったので」と舞台では珍しい関西弁での披露だった。実際は中盤で終了。時間的に難しいのは重々承知だけど、そこはやっぱりオチまで聞きたかった(検索すると米朝、枝雀、文枝などがやっているものが聞ける)。
写真:べっぴんポーズをキメる。
質問コーナーは、会場から質問を募り、その採用者にお手製のグリーンスムージーをふるまうスタイル。個人的なものから「コンビを解散しようとしたことはあるか」、「出井さん以外で組みたい人」、「天才だと思う芸人」などお笑い関連までいろいろな質問が出ていた。春菊入りのグリーンスムージーはさすがに思いとどまっておられた。
写真:(左)クイズ解説中の塾講感。/(右)「Amazonで買ったギター」で星野源「恋」を披露する。
クイズ&ビンゴは、ヤーレンズの2016年関連データクイズ9つを回答し、ビンゴで当たった順にプレゼントがもらえる企画。「出演数1位の会場はバティオス、2位は?」、「年間にやったネタの本数」、「一番やったネタ」などビンゴ的にはやたら難易度高めな内容だった。
最後は(以前からここだけは確定していた)星野源の弾き語りカバー。「恋」を披露するというのでしきりに「ダンスにすればよかった〜」と後悔されていたけど、すてきな雰囲気だったし、漫才で聞く声と歌う声が微妙に違うのもレア感があってよかった。
60分程度と聞いていたのに終わってみれば120分。純粋な一人ライブだけに舞台上はかなり大変そうながら見る側としては楽しかった。落語の完成版はぜひ聞いてみたいし、弾き語りも今回だけと言わずいつかどこかで披露していただけたらと思う。おつかれさまでした。
#ライブメモ #ヤーレンズ
12月28日(水)「下北ライブ」@しもきた空間リバティ
ヤーレンズ、シャイニングスターズ(写真)、ストレンジサニィシアターが主宰の定期ネタライブ「下北ライブ」に行ってきた。現在の形では最終回とのことで、「新ライブを始めるので名前を考えている」という話を見た時からもう2年か、と時の速さを実感する。
続きを読む12月23日(金)弱い人たち第2回公演「もっと強くなりたい」@渋谷ユーロライブ
ゾフィー上田さん、ラブレターズ塚本さん、ハイパーポテンシャルズ ポテンシャル聡さん、玉田企画の玉田さん4人が立ち上げたコント集団「弱い人たち」の第2回公演を見に行ってきた。ゲストは日本エレキテル連合 橋本さん、モグライダー芝さん、元巨匠岡野さん。
ラブレターズのコントを思わせる歌ネタなどがありつつも、お笑いのコントというよりは演劇のオムニバス公演という印象だった。25日夜のケーキ売り場に集う男子の様子を描いた「クリスマスケーキ」、甲賀流忍者屋敷で人生の厳しさを知る「忍者」、バイト3人衆が同僚の女子に意を決して告白する「告白」、直前の幕間SEから連動していた「合唱コンクール」、当人たちより親が盛り上がる「お見合い」、放課後のふざけあいを説明する「ふざけっこ」、クラスで飼ってきたカッパとの別れ「カッパ」、クラスメイトを助けに行く「羞恥村」などがおもな作品。個人的には「告白」と「合唱」、「お見合い」が好きだった。
岡野さんのおじさん役の鉄板ぶり、不良にチンピラに店長に教祖と学生から胡散臭い役までさらっとやり遂げる芝さんの柔軟さ、落ち着いた(でも変な)中学教師から中年、老人まで濃さ満開の橋本さんの達者さ、このキャラの濃いゲスト3人が坊主とめがね2人ずつの薄味メンバーに加わって生まれる空気感が絶妙。全員学ランが似合いすぎな部分や80'sMTV感のある選曲なども含めて楽しい公演だった。
しかしユーロライブは何度行ってもユーロスペース時代(半分残ってるけど)を思い出して切なくなってしまうな…。公演とはまったく別の話だけど。