2021/9/16（木）町を歩く

所用で市役所へ。うちとはほぼ反対側の地域にあるので行きだけ車で送ってもらい、帰りは旧市街をぶらぶら歩きながら帰ってきた。旧市街は歴史的にはわりと重要な場所なんだけど、放っておいても人口が増える一方の市なので昨今の行政は史跡保存にあまり積極的ではなく、また駅前だけに結構な地価上昇もあって世代交代の折に手放された故き良き昭和の商店街や街並みがどんどん抉られ、妙なエントランスデザインのタワマンに置き換わったり駐車場になったりと気持ち悪い歯抜け状態になりつつある。
逆に今日まで残ってきた建物はリノベしたり居抜きで入った個人店がまたぽつりぽつりとは増えていて、雰囲気は悪くないんだけど、“過疎地にできたUターン組のお洒落系雑貨屋”とか“営業時間は気まぐれ”系のカフェとかこれはこれでどこかで見たような店構え。町は日々住んでいるから当たり前すぎてぞんざいに扱われがちだけど、その土地らしさは一度なくしたら取り戻すのは本当に大変だよな……と思いつつ散歩した。

帰りに駅前のカフェで復習。ゴールだけ決めてやっていたせいか、なんかすっごい疲れたので時計を見たら2時間半くらい経っていた。並行してやった問題集にこんな細かい所まで出るのかーってしょんぼりしたのでとりあえず終了。日曜までにもう一単元復習を続けるか別科目の復習をするか一時間だけでも別の講義を受けとくか迷う。

バラの今年出た新芽がかなり強い枝に育ってうれしい。秋バラのつぼみが膨らんできたので、今回三又は大きいつぼみだけ残してみた。枝が育つと剪定鋏でも切るのが大変な堅さになるのに、新芽だと指でつまんで折りとれるほど柔らかい。なんとも言えない不思議な感触がある。