9月3日（日）バカ爆走（昼）＠新宿Fu-
今日も今日とてバカ爆走。出演者はトンツカタン、バイオニ、アナクロニスティック、バカ丸海賊団、イヌズキ、にほんばれ、虹色カルトン、かわえなつき、美女と野獣、グランドスラム、あまからひやし、宵越しインディー、ゲストはトップリード。
OPMCのトンツカタンは、櫻田さんが地元の友人の結婚式に参加した話など。
写真：あまからひやし（左）／美女と野獣のさきぽんはいつも嶋崎さんに豆をあげる。
第1パートは、グランドスラム「クイズ」、宵越しインディー「寿司屋」、あまからひやし「ねじ工場」、美女と野獣「引っ越し」。初見のあまからひやしは、やっていそうでやっていなさそうなネタを全力で見せてくれる、バカバカしさと面白さが両方あるコント。工場の偉い人役の人がネクタイとワイシャツの上に作業服を着る感じがよかった。連続で見た美女と野獣はやっぱり強烈な印象で面白かったが、そういえば何がテーマだったかあまり覚えていない。
写真：コンビで躍動感がありすぎるアナクロニスティック。
ミニコーナーは「ハイテンション切ない話」。ハイテンションに切ない話をする感情が変になるタイプの企画だった。のっけから額に汗して熱演するにほんばれ浅沼さんに皆が引きずられるようにエピソードを披露していた。一番印象深かったのはアナクロニスティック長谷川さんの「危篤のおじいちゃんの枕元に駆けつけたら親戚、家族誰も覚えていないのにテレビに映ったタモリだけ覚えていた」話。本当に「タモリスゲー！」だった。
写真：にほんばれ
第2パートは、虹色カルトン「強盗対策の訓練」、かわえなつき「紛らわしくてすいません」、イヌズキ「Twitter」、にほんばれ「甲子園」。
ゲストはトップリード「転校生」。三カ月ごとに転校し数十校を渡り歩いてきた「すべての反応はわかっている」と豪語する謎の転校生と生徒のやり取り。今回は学生服風で動きもほぼない会話劇だったけど、ちゃんと高校のクラスが見えてくるさすがの展開だった。
中MCは出るなり「なんで僕らだって感じですよね〜すみません」と言うバカ丸海賊団とゲストのトップリード。ほぼ初対面二組のトークは、その大半が新妻さんからバカ丸海賊団への質問だった。漫才でもないのに赤青黄の衣装から結成理由、何に憧れてお笑い芸人をめざしたのかなど、（バカ丸海賊団の）意外な話がわかって面白かった。
写真：思ったのと違って「あれ〜？」と困るバイオニのヒーロー（左）／主語がないことですれ違いが起こるアナクロニスティック。
第三パートは、バイオニ「ヒーロー」、アナクロニスティック「花瓶」、バカ丸海賊団「食事処」、トンツカタン「いじめられっ子」。バイオニの最終的にいろいろ憎めないヒーローのネタも、生徒と先生のすれ違いが絶妙すぎるアナクロニスティックのネタも、バカ丸海賊団のネタもよかったけど、今日はトンツカタンが個人的に優勝だった。
写真：「Get away!!!」
不良にカツアゲされるいじめられっ子が「変わらなきゃ！」と勇気を出すが……という「カタコト塾」系のネタで、森本さんの英語で捲し立てるキャラがひさしぶりに見られて最高。終了後にチケットを買いがてら感想を伝えたら、「ひさしぶりにああいうネタをつくったので緊張しました」とのことだった。やっぱりインパクトがあって楽しいので、今後もたまには「カタコト塾」系のネタが見られたらと思う。
写真：チケットを購入した際に写真をお願いしてみた。
