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talulah gosh's blog

リハビリがてらの備忘録(昔のブログは http://d.hatena.ne.jp/theklf/ )

2月26日(日)CROWN HIT PARADE2日目@ハイジアV-1/新宿バティオス

お笑い

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今日も今日とてクラウンヒットバレード。2日目は通し券を買っていたので見たかったものを何公演かハシゴした。

新宿バティオス_1公演目:フォーピース

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写真:「妖怪こせきよごし」呼ばわりされる樋口さん/EDでの「ありがたい説法を聞く人々」感

トップはうるさいネタ枠のマシンガンズ。遅刻した西堀さんが私服で登場するも、K-PROのオーダーに忠実に20%増しで声を出す滝沢さんが勢いで押し切る、虹の黄昏ともまた別種のパワースタイルだった。どこの営業でもガンガン受けるでおなじみのネタがホームのライブで受けないはずがない。ひどい営業先の教習所から木材のイベントの流れでやっぱり笑ってしまった。中MCでの、「うるさいネタって、俺たちここ(虹の黄昏)と一括りの枠なの?」という言葉にも笑った。相変わらず昼イチパートが似合わない虹の黄昏。OPトークですでに「飽きられるのが早い!」、「OPが一番面白い」、「OPが超受ける時はネタがスベる」とパワー&インパクトの逃げ切り型かと思いきや逃げ切れない感じが微笑ましい。「懺悔」というコントをやっていたけど野沢さんの「アウディ!」と内田裕也しか覚えていない。
ゆるいネタは、あんみつとジンカーズと大阪ゲストDr.ハインリッヒ。あんみつは「デートの練習」。チェックのシャツにいい具合の一昔前感がある星野さんとただの女子の大北さんが「キスは早いよ〜」、「指二本でがまんするのよ〜」と中学生みたいな会話をゆるやかに繰り広げつつ、スパイクで荒れた芝生を整えて次の試合に備えるメンテナンスさんのような美しい仕事ぶりを見せる。実はあんみつのネタはちゃんと見るのは初めてだったので個人的に嬉しかった。ジンカーズは、引っ越してきた学生と大家の会話コント「アパートの住人」。樋口さんの「ああ、気をつけてね」が繰り返されるたびに住人のエピソードが連鎖し、なぜか調味料も揃っていく妙なパラレル感のある展開。ポップさと変さがいい具合に混じりつつ、ジンカーズの中では多少ポップ寄りのコントだった。Dr.ハインリッヒは「『新約聖書』も『新古今和歌集』も昨日と今日に印刷されたやつがあったら旧になる」とかの件が「春風のような印象の人になりたい」を経由して輪廻する不思議なネタ。女性芸人さん云々という話は普段あまり関係ないと思っているけど、ドクハリさんに関しては、シュッとしたきれいな印象のお二人だからこそこの展開でも収まりがつくんだろうなと思う。しかし3組のうち2組のネタが輪廻系なのがすごい。そしてこの2組はどう考えても「ゆるい」よりも「尖った」では…と思っていたら、EDの馬場さんの「最初は『スローテンポなネタ』だったのに、いつの間にかタイトルが『ゆるい』になってた」というコメントがあって納得した。
「どっちのコンビにも通常のネタにはない」テーマのBLネタ。ヤーレンズは「出井さんと姿形が近い若手」というバウストロークの横井さんが急遽参加し、楢原さん作成の台本を読みあげる形になっていた。テーマに沿っているかと言われると微妙だけどヤーレンズらしい流れになっていたのでそれはそれで。ある程度心得がないと難しそうなテーマだけに楢原さんが大変そうだった。コスプレが日常のプロオタクが所属するねじは「最初にテーマとオチが即浮かんだ」、「実際形になったら思った以上で自分が照れた」と発案者の瀬下さんが話されたくらいの王道な仕上がり(壁ドンは多少女子に寄せた感じ)。浴衣コンパお酒先輩後輩眼鏡の王道要素と演技力と入り込み度では他の追随を許さない佐々木さんの完璧な2.5次感込みの演技に、オチでは会場からいろんな気持ちがこもった歓声が上がっていた。あれくらいの演技力で見せてもらえるとすべてがエンタメになるんだなとしみじみ思った。
シメは歌ネタ。「国立大学の2次試験当日だから」と鉄板の「試験前の諸注意」を歌い上げるみさわ大福、安定の歌ネタかと思いきやお坊さんの恋心をフリップで説明するアクションを加えてきたドドん、どちらもフェス感あるネタで楽しかった。
どのコンビも楽しかったけど、中MCでのひたすら圧をかける虹の黄昏に不審そうな表情を見せつつ「名前がさっぱりわからない」とはてなマークを飛ばしていたDr.ハインリッヒさんたちが大阪の感じとも違ってとにかく新鮮。セクハラに幸さんの本気のローキックが入った場面も含めて最高だった。これからもっと東京に来てほしい。

#ライブメモ #マシンガンズ #虹の黄昏 #あんみつ #ジンカーズ #Drハインリッヒ #ヤーレンズ #ねじ #みさわ大福 #ドドん

ハイジアV-1_2公演目:世代別トークライブ〜20代・30代・40代の主張〜

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30〜40代:エルシャラカーニ清和/だーりんず小田/錦鯉まさのり/ジンカーズ馬場/フジタ、20代:トンツカタン森本/ジャイアントジャイアンかーしゃ/ ストレッチーズ高木/東京ホテイソンたける/アントワネット山口
20代vs30〜40代に別れて青春時代にハマった物や趣味を語りあい対決するライブ。テーマは、自己紹介兼「中学時代にハマった物」、ディベート対決「アイドル/マンガ/ドラマ」、ゲーム対決。
軽い自己紹介の予定だったがボリュームたっぷりになった「中学時代にハマった物」。「貸しレコード屋通い」の清和さん、「アメカジ」の馬場さん、「ラジオ」の小田さんなど90年代らしい物に対するこだわりと趣味性高め30〜40代に対し、「自作ホームページ制作」の森本さん、「Flash動画」のかーしゃさん、「MDウォークマン」の山口さんなどインターネットやガジェットネタが多かった20代。ギリギリ「情報」でパソコンの授業があったらしい馬場さん(ですら「魔法のiらんど?」と聞いて森本さんに「ああ…そんなもんです」と言われていた)を境に先輩側の「なにそれ?」、「ホームページって自分でつくれるの?」とデジタルネイティブの20代の回答に終始驚く40代のやり取りが個人的にものすごく面白かった。
「アイドル」30〜40代:宮沢りえ vs 20代:あやや。ものすごい熱でいかに宮沢りえがすごかったかを語る小田さんとまさのりさん、20代側の「お父さんが『Santa Fe』を持ってた」発言に40代が衝撃を受けていた。
「マンガ」30〜40代:ドラゴンボール vs 20代:ONE PIECE。「先を決めない面白さ」、「ドラゴンボールが7個集まった時のくだらない願い」などドラゴンボールの面白さと「一つの話がずっと続いている」、「毎回泣ける」などONE PIECEの面白さをぶつけ合うも勝敗は拮抗していた(気がする)。
「ドラマ」30〜40代:北の国から vs 20代:プロポーズ大作戦。「東京ラブストーリー」や「ひとつ屋根の下」など有名なドラマはあれど誰も見ていないと「北の国から」を出す40代に山下智久長澤まさみの豪華さでアピールする20代。
ここで次のバティオスに移動したのでこの勝敗とゲーム対決は見られなかったけど、なんとなく世代感が伝わってきて面白かった。あと人は外見から年齢は読めないものだなと思った。

#ライブメモ #エルシャラカーニ #だーりんず #錦鯉 #ジンカーズ #フジタ #トンツカタン #ジャイアントジャイアン #ストレッチーズ #東京ホテイソン #アントワネット山口

新宿バティオス_2公演目:LIVE2010〜K-PROリターンズ特別編〜 

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2010年のネタを衣装込みでプレイバックするライブ。ななめ45°ラブレターズは見られず。
7年前から自虐漫才だっだスパローズ、「マックス面倒臭え」で待ってました伝統芸的な拍手喝采が起こったぼやき漫才のマシンガンズ、揃いのスーツと色違いのネクタイが懐かしいとネタの見た目は今とあまり変わらない「大人講座」ジンカーズ、痩せた和田さんの見た目できわどさが復活していた「魔性の看護婦」鬼ヶ島、篠宮さんのギャガー感が漫才に出てきている途中という感じの「クイズ」オジンオズボーン、テレビで見たことのある懐かしのフレーズ「やだね〜」が聞けた風藤松原、この頃からネタの雰囲気が変わってないエルシャラカーニ、それぞれ懐かしかったり初見だったりと面白かった。
個人的に一番だったのは企画コーナーの「絵しりとり」。内容以上に各チームチャレンジ終わりでみんなが集まると西堀さんが裸になっている太田プロイズム炸裂の件が何よりも面白く、さすがダチョウ倶楽部がトップだけある…としみじみした。

#ライブメモ #ななめ45° #ラブレターズ #スパローズ #マシンガンズ #ジンカーズ #鬼ヶ島 #オジンオズボーン #風藤松原 #エルシャラカーニ

新宿バティオス_4公演目:至極の10分ネタライブ

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最後は長尺ネタのライブ。
なすなかにしは松竹の後輩のネタをひとしきり真似てからの本編「校歌」のネタ、オチは那須さんがすべての内容を話してから「こんなの受けないよ!」と言いつつも中西さんがしっかりまとめてしまう安心感の半端なさがすごい。
ラブレターズは、「サプライズ」。意を決してオシャレレストランに入った冴えない男子とイケイケでサプライズのセッティングをする普段のチャラさと接客スタンスのギャップが激しいギャルソンのやり取りが最高に面白かった。誕生日プレゼントに自分にドローンを買う妙なオタクのキャラクター設定も絶妙すぎた。
Aマッソは、「自動車メーカー営業部の開発会議」。やり手営業部長役の加納さんと社員役の村上さんのらしさ溢れるしつこいやり取り、「ビジネスカジュアルをはき違えている女」など相変わらずのパンチライン炸裂ぶりがすてき。
Dr.ハインリッヒは、「ひまわりから短い鉛筆を伸ばして使うための銀色のキャップが出てくる」が輪廻するネタ。デヴィッド・リンチの白昼夢感と「涼宮ハルヒの消失」ばりのタイムリープ感が入り混ざったSF的なオリジナリティが炸裂していた。
ジンカーズは単独以来に見る長尺の「拝啓、吉田戦車様」、馬鹿よ貴方はは「ファーストフード」、モグライダーは「落語」など、よく聞くネタも10分あるとボリューム感たっぷりで聞き応えがあった。7組くらいで長めにネタがしっかり聞けるライブはやっぱり面白い。EDトークで男前感ツートップを男女で張ってそうな芝さんとDr.ハインリッヒさんの並びが見られたのが地味に嬉しかった。

#ライブメモ #なすなかにし #ラブレターズ #Aマッソ #Drハインリッヒ #ジンカーズ #モグライダー

新宿バティオス_コーヒーブレイク

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写真:コーヒー屋で働いており諸々の心得がある彩さんがハンドドリップでコーヒーを入れる(そして黒縁が怖めの出井さんの写真)。

ヤーレンズDr.ハインリッヒが以前大阪でやっていたトークライブを東京で再現。大阪のハッとして! Talkでのゲストトークが楽しかったので正直今回一番楽しみにしていたライブ。それだけに出井さんのキャンセルは残念だったけど、3人のトークも充分楽しかった。Dr.ハインリッヒのお二人の誕生日が3月4、5日がだったため(日またぎで生まれた珍しい双子だそう)有田焼らしいコーヒーカップの誕生日プレゼント、バースデーケーキ、楢原さんのクラリネット演奏などお祝い企画がまとめてあった。

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Skypeという今っぽいツールで10分ほど出井さんが仕事先の海外から参加。面白ポイントは見た人の心に秘める形になったぽいけど、この2日間で唯一の登場だったのでわりと貴重だった気がする。
その後のトークは、「普段月3本しか舞台に出ていないから2日で5本は単独レベルの体力を使った」、「一番インパクトがあったのはやっぱり虹の黄昏」、「『面白いヤツ』から友達になるのが一番いい」、「面白い人たちがたくさんいる」など今回のライブに出演した感想や東京の芸人さんたちの印象、双子だけど少しずつ違う彩さんの関係にも関連しそうな幸さんの「シンメトリーではないけど微妙にシンメトリー」な夢の話など、おもにDr.ハインリッヒさんをフィーチュアした内容。ゆるい空気感やもう少し聞きたい腹八分目のボリューム感がフェス後にはちょうどよかった。

#ライブメモ #Drハインリッヒ #ヤーレンズ

耐久ライブとはまた違う、とにかく盛りだくさんの一日だった。

しかし長いメモになったな…。