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talulah gosh's blog

リハビリがてらの備忘録(昔のブログは http://d.hatena.ne.jp/theklf/ )

11月4日(金)ラブレターズのニチゲイ寄席〜年初めに読む恋文〜@日本大学芸術学部

買い物がてら寄ってみたら整理券が取れたので、ラブレターズの母校凱旋ライブ(aka 学園祭ライブ)に行ってきた。学園祭のお笑いライブといえば芸人さん数組各10〜15分ほどのネタと企画という形が一般的なのに、こちらはなんとラブレターズ1組60分のじっくり型。

溜口さんが「今日はネタ5本」と告知されていたのを見て「学祭だよね!?」と驚くも、さすがは放送やマスコミなど制作系の学科がある日芸。会場もキャパ100人ほどの立派なミニホールで、実際に単独レベルの充実した内容だった。ネタは「名前」、KOC2本目にやるつもりだったという「お葬式」、「上京」、「初恋」、「野球拳」の5本。さらに終わった後で「時間がまだあるからもう1本…」と「西岡中学校」を追加で披露していた。

冒頭から塚本さんも溜口さんも「こういうのが夢だったから嬉しい」、「いつ呼んでもらえるのかと思って8年待った」と弾んだトーク。在学中は所沢校舎だったとのことで新校舎への感慨はあまりないらしく、溜口さんはポスターのコメント同様に「僕らの払った学費がこんな立派な校舎になって…」と会場を笑わせていた。他にも文芸学部の塚本さんと映像学科の溜口さんだからこそ言える「塚本さんは最下層の文芸学部でね」「やめろよ呼んでくれた●●も文芸なんだぞ!」、「でも俺ら2人ともちゃんと卒業したクチだから」「中退(=在学中にプロとして認められる)がかっこいいって認識は今もまだあるんですかね?」、「やっぱり日藝賞ほしいもん」などの母校あるある(こういう内輪ネタはどの大学にもあるらしい)、学生さんに問いかける場面もあって終始なごやかな雰囲気だった。「お2人の学校に対する悪口を聞きながら受験勉強をしていた」とANN0リスナーかつファンの実行委員さんが話していたように、ラブレターズのトークは悪口や文句もたっぷりなのにそう公言できるほど明るく、聞いた後も楽しくて誰も傷つかない印象になっているのがいつもすごいと思う。卒業生ではない私が聞いても学生時代が容易に想像できて楽しめたし、むしろ卒業生だったらこの話ももっと楽しいんだろうなと悔しくなるほどだった。

このライブは前述の実行委員の方を始め、人員整理から進行、音響や照明などすべて学生さんが担当されていたらしい。スタッフ席に比較的近い席を充てられたので一生懸命進行する彼らの様子が見えたからなのか、大好きな芸人さんの舞台を自分たちでつくろうとする気持ちが伝わってきたからなのか、プロのイベンターとはまた違う熱量が感じられた。溜口さんが時間を見ながら、まだネタができる、まだトークができるねと塚本さんと時間いっぱい何かを見せようとしていたのも、そんな学生さんたちに答えようとしてのことだったんだろうと思う。自分の大学の頃を振り返りつつ、あれほど立派なライブが自分たちでつくれるなら学園祭でがんばる甲斐もあるな、そのお陰で見られたフルの西岡中学校なんて今や貴重だし相変わらず面白かったな、としみじみして帰ってきた。

#ライブメモ #ラブレターズ