talulah gosh's blog

リハビリがてらの備忘録(昔のブログは http://d.hatena.ne.jp/theklf/ )

10月17日(月)ランジャタイトークライブ「やるなら今しかねぇ(ゲスト:ヤーレンズ)」@ハイライフプラザいたばし

「誰も聞いたことのない会議室で行われている」との噂だったランジャタイのトークライブに行ってきた。彼らのパワースタイルのネタとは真逆にある、(当然ながら)区民教養講座や消費者相談などの区主催イベントが似合うとても静かな空間。
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ライブはランジャタイとゲストのネタ披露、年表トークの2パートで構成されていた。ランジャタイのネタは「国ん崎少年合唱団」。普段通り1人で3役を血管が切れそうなハイテンションで演じきる国崎さんと普段通り冷静に受けては流す伊藤さんのギャップが相変わらず面白い。一方、会議室に玉虫色スーツがなじむには多少時間がかかりそうなヤーレンズは、ダジャレや言い換え、考えさせるパートも引っくるめて通常運転。百貨店での館内放送ネタでしめていた。

子ども時代から今までを辿る年表トークでは、小学生時代に好きだった作品やオススメ作品などのマンガ話、お笑いに興味を持った各自のきっかけ、出井さんの好きだった関西ローカルラジオ話(ゴーJ/ゴーK/ゴー傑Pの世代らしい)、楢原さんの学生時代やお笑いを始めた理由、すぐ退学になったらしいランジャタイやヤーレンズ(パープーズ)前々夜くらいのNSC話などが出ていた。国崎さんに聞かれて答えた出井さんの「同居する話、暗い女の子が学校1の男前に見初められる話、あと矢沢あい」の間違いない少女マンガのパターン3段オチ(オススメは「アオハライド」や「ストロボエッジ」、「きみはペット」らしい。あとだいたい最後に「娚の一生」が入る)、楢原さんの「4年も働いていたコンビニで1回一緒になっただけの副店長と『ソリが合わないから』と辞めさせられた」社会不適合話、「伊藤ちゃんは尖っていたからNSCで常に周りを睨むわ『君は面白いか?』と聞いて回るわで気味悪がられていた」、「それで唯一『面白いよ』と答えた国ちゃんと友達になりコンビを組んだ」ランジャタイ結成話などが面白かった。

「一緒にM-1に出たいね」と話す様子やランジャタイが玉虫色のスーツを着るやりとり(すごく似合っていた)、ミニコント好きらしい出井さんがすーっとジャケットを着た伊藤さんに寄り添って始まった「紫ジャケットのオネエ教祖と側近」のミニコント、「M-1に出た時に出番終わりの舞台袖でハイタッチがやりたい」という国崎さんの言葉からややウケと爆笑2パターンのハイタッチをシミュレーションする件など、わいわいした感じがライブというよりは友達と話している雰囲気に近くて微笑ましい。ヤーレンズの脱線傾向を伊藤さんや国崎さんが何度も軌道修正する様子も普段のライブと真逆で新鮮だった。
OPMCでの「東京で一番立ち姿がいい2人」に始まり「立ち姿がすごくいい、すごいコンビがいるからとにかく見てほしいってモダンタイムスのとしさんに伝えた」と、当時のままのテンションで終始ヤーレンズを褒めていた国崎さんが印象深い。ほぼ同時期に東京のライブシーンに出始めた2組ならではの雰囲気だっただけに、あのシミュレーションが本当になるといいですね…。

約150分のトークライブながら長さをほとんど感じさせない内容。今後も定期的に開催するそうなのでまた来てみたい。

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写真:動きが激しすぎてブレる国崎さん/ネオンの光が足りない2人

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写真:ジャケットが似合うランジャタイ/教祖の「あの子かわいいわね」という言葉を聞く側近

#ライブメモ #ランジャタイ #ヤーレンズ