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talulah gosh's blog

リハビリがてらの備忘録(昔のブログは http://d.hatena.ne.jp/theklf/ )

マンガのような展開

ちょっと前のできごと。
スタバで仕事をしていたらふたつ隣の席から別れ話らしきカップルの会話が聞こえてきた。

6年つきあったらしい彼女が「時間を返して! 28歳の私に戻してよ!」と相当な勢いでまくし立てている。34歳だということがわかり、ああそりゃあそう言いたくもなるわなという感じではあったのだけど。

ちなみにそのスタバはファッションビルの1階にあるオープン型の作りでBGMと環境音が相まってかなりうるさいはずなのだけど、それでも聞こえるということは結構な音量で、それゆえにコーヒーをサーブされて席を探しに来る人たちが総じて「あーしまった変な所に来ちゃったなー」という感じの微妙というかバツの悪そうな顔をして通り過ぎ、席の移動できない私はマンガのような展開でなんかもうどうしようて感じやねんけどデータは起こさなあかんし、などと思いながら座っていた。

約2時間が経ちいくばくかの作業ができたと思ってイヤホンをはずしたところ、先の攻防戦は続いていた。しかも未だ「6年半も待ったのに! 私はただだらだらつき合ってたわけじゃないんだよ? それなのに気持ちが冷めたからポイだなんて人として許せないよ気持ちが戻るように努力してよ! そうだちゃんとママやパパにも説明してよ! だってそんなの当たり前でしょ?」という壮絶なラッシュの最中だった。

そこで彼氏の方を見るとただただ黙って話を聞いている。そういえばさっき見た時は「やっぱりわかってもらえないか〜」的な戯けぶりを見せつつ頭を抱えたりもしていたが、速攻で「何頭抱えてんのよ!」とダイヤモンドカッターも真っ青な切れ味のツッコミが入っていたのでこれはなにをやってもだめだという判断になったのだろうなと思った。ニコ動なら「もうやめて! 彼氏のライフはゼロよ!」弾幕がでるんじゃないのという位のおとなしさ。

ただ彼女の言葉は普段に比べてだいぶ錯綜していたようで、「絶対別れないからね!」という非常に重いストレートパンチの次に「今週も来週もイベントがあるしクリスマスだってあるのに!」という言葉が挟みこまれたりしていた。仕方がない状況だとは思うけれど、えっそれ別れ話の要素として同列なのそれは言わない方がいいんじゃないの? と他人事ながら心配したりしているとMacのバッテリーが切れたので、閉店時間までの残り80分を彼がパンチを受け続けるのかどうかが気になるけれど帰ることにした。

結論を見届ければよかったのに! と友達には言われたけれど、まあそれはそれで。